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2016.09.03  一時おやすみします <<20:23


先日ツイッターアカウントを削除したため連携はなくなりましたが、
記事はアーカイブとして残しておきたいのと、これから先も何か見て楽しかったら書いていく場として、
ブログはひっそり続けていこうと思います。
次は年末まとめ記事かな?
ちょっぴりお休みモード入ります。

時間がたっても楽しかったことはなくならないから、その全部にありがとう、って思っています

いろんな場面でお世話になった人にも、大変ありがとうございました。

No.85 / 日々のうわ言 // PageTop▲

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2016.07.23  刀ミュ(主に佐藤清光さん)が突然人生を狂わせようとしてくる話 <<01:10


もう何から書いていいのかよくわかりません。
いまから「刀ミュがつらい」はなしをします!

ミュージカル「刀剣乱舞」もうね、これね…
ほんとうにむり。刀ミュこわい。
そういう単語しか出てこなさすぎて、もうちょっと、しんどい。


「こりゃまぁ恐ろしいコンテンツが爆誕したもんだな!
楽しそうだけどめっちゃ大変そうだね~~~~!」
ってなくらいで、かんっぺきに、他人事でございました。
つい数日前までは。

しかし

薄目で見ていた2015年のトライアル公演(1回観劇)
薄目で見ていたが目をこじ開けられそうになった今年6月の本公演(1回観劇)を経て
プレミアム会員限定ライブへの複数回参加を終えたいま

「対岸の火事だと思って振り返ったら自宅が燃えてた」気分です。

いまだに自分に何がおきてしまったのかよくわからない。
体内組成が変わったんじゃないかくらいの衝撃におそわれている。
その衝撃があまりにすごいので、こうして言語化を試みようとしているわけです…

先に言っておきます、この記事意味もなくしぬほど長くなります!
あとこれまでのわたしを知っている人はどんびくと思う!
読まないほうがいいかもよ!
っていちおういっとくね!あとはしらん!!!



このブログを初めて読んでくださる方を想定して、
「これ書いてるのはこんな人だよ!」ていうのを説明しますと、


・舞台おたく4年目
きっかけはテニミュDVD、そこに出演していた俳優さんに一瞬で夢中になり、
とつぜん舞台観劇が趣味になる。
そこから好きになった俳優さんの出演作をどんどん追いかけるようになり、
彼は卒業してたけどテニミュにももちろん足を運び、
気づけば推している俳優さんの出演作だけでなく、
どんどん劇団や脚本家で見たい作品が増えていきあちこち見に行くように。
2.5次元から小劇場から帝劇までひととおり経験済み、
平均すると年間観劇回数が50回くらい…という、
ほんとにいわゆる「若手俳優界隈」によくいる感じの舞台おたくです。
好きな俳優さんの出るイベントにももちろんうきうき出かける。
まじでこういう人たくさんいると思う。
世の中の「若手俳優」を入り口とした舞台おたくの、
ある意味では平均値と言っても過言ではないのではなかろうかと(勝手に)思う。

・「刀剣乱舞」のゲームはわりと序盤からプレイ済み
サービス開始から3か月目の2015年3月からさにわやってる備中国民です。
1月時点で始めていた友達に「楽しいからお願いだから一緒にやろう」と激推しされ、
あんまりゲームはするほうじゃないんですけど「いいよ~」と安請け合いして開始。
初期刀は加州清光を選択。初期刀以外の推し刀は長谷部といち兄です。
最初はけっこう楽しくやってたんですけど、なんせ割合に時間とられるので、
仕事関係がめちゃくちゃ忙しかった時期にログインできなくなって、
結局去年の夏頃からさほど積極的には遊ばなくなってました。
大阪城にもぐったことがありません。。汗
たまに思い出したようにログインして「かわいい~」って言ってるゆるーい感じ。
そんななので、さにわ就任からとっくに一周年を迎えてもなお、カンスト組は未だおらず!
一番レベルの高い清光がやっとこないだ80になったくらいです。


こんなかんじの
おたくとしてのメイン活動現場:舞台
刀剣乱舞:とりあえずやってるレベル
の私が
刀ミュにより順調に人生をくるわされつつあります!!!

刀ミュ沼への落ち方・はまり方・溺れ方・タイミングはいろいろあると思うのですが、
あまりにも今回の勢いが激しすぎて、自分が自分で面白いので、
記録として書いておきたいと思います!!!


◆刀剣乱舞そのものへの印象
もともと、ゲームとしてのとうらぶに関しては、
ほんと「いきなり何が起こったんだ??」レベルに、
各方面で暴風を巻き起こしてるな~~という印象でした。
私二次創作には興味をもたないタイプなので、どうじんし全く読まないんですけど、
大量にTLに流れてくるハイクオリティの絵の数々に
「なんか大変なことになってんな」というのは分かった。
博物館がめっちゃ混んでみたりとかね。
でもすごく刀が好き!というはまり方は全くしてなかったので、
とくにグッズもかわないし、この時点でもわりと他人事。
流行ってるものを自分も遊んでるんだな~、っていう実感があるくらい。


◆舞台化発表への感想
そんなある日、
突然ネルケプランニングから発表された
「ミュージカルとストレートプレイ版、ふたつの方法で刀剣乱舞を舞台します!」
という爆弾発言には、
正直全力で「ハァ???????」ってなってました。

いやいや何考えてんの!?
ゲームが始まってまだ半年ちょいしかたってないのよ!?
アニメだってまだないし、そもそも原作なんてあってないようなもんじゃん!?
なにがしたいの!?どうなっても知らないぜ!?!?!?!
…って思ってました。ほんとに静観してた。
猫も杓子も2.5次元の流れにちょっと辟易してたところもある。
2.5次元界隈について思うところはずーーっとあるんだけど、
なんだか環境もどんどん変わっていくね…これはまた別のお話!

そんな感じで全然興味なかったというか、理解できねーくらいのノリだったのですが、
作り手側は、テニミュの系譜を継ぐガチ布陣であり、
さらにキャスティング…
人気キャラクターの三日月宗近にテニミュで菊丸英二を演じていた黒羽麻璃央さん。
そしてお話のメインと思しき加州清光には、飛ぶ鳥落とす勢いの佐藤流司さんの名前が。
「…うわーーーー!!!!!」って思いました。
モンペ多そうな清光(ごめん)に、これまたすごいとこぶち当てたな!?って。
若手俳優がつどう舞台を見ていれば誰でも知っているその名前、
っていうか私自身も通っていた別舞台でさんざん彼のすごさは知ってたので、
あのこなら絶対うまいことやるんだろうし、
予想はつかんけど作品としてもきっと面白くはなるだろなー、
なんかチケットやばそうだなー、
わーーーーーとりあえず近年まれにみる大変そうさ!
いく人がんばれーーー!(120%他人事)だったんですよね。

でもせっかくさにわ兼舞台おたくなんだから、
こんな時流にのっかった演目をスルーするなんてつまんないよな!と思い、
トライアル公演、とりあえず1回だけチケットとっていきました。
だって清光すきだし。ほぼ野次馬根性といってもらって差し支えないかんじでした。


◆いざトライアル公演へ
当時の感想。…どう扱っていいかわからなかった!って感じでした。
2.5次元には慣れっこなつもりだったけど、
知ってるようでなんか全然知らない感じがする!?なにこの演目!?
って軽く混乱して帰ってきた。
面白くないとかじゃなくて、ほんとにどう処理していいかわかんなかった。
思えばそのときから心に防護壁打ち立ててたんだと思います。

そもそもお客さんも演じる側も、手探りな部分があったような印象。
わたしが入った公演、わりと後半だったとおもうんですけど、
それでもまだまだ客席はいちいち「ざわっ」ってしてました。初見の衝撃でかいよね…
チャーラーラララララー♪っていう本丸BGMそのまま流れてきたときには爆笑したし、
内番衣装で出てきた三条にも爆笑したし、
うわーーほんとに舞台にしとる!まじかよ!みたいな、
まだまだ軽~いノリで見てました。
第一部のミュージカルは「ふつうに舞台になっててびっくりした」って感じだった。
話として、予想以上に単純に楽しめた感じでした。
ふつうにいまつるちゃんに泣かされてたしな…。
あとアイアの横長のステージにぎっちりした階段上のセットをくみ上げて、
それを動かしたり映像バンバン投影したりするところ、
これまでのノウハウを駆使して、ネルケがアイアの限界に挑戦してる!って思った。
あんなに稼働の激しい舞台装置をアイアでは見たことなかったので。
(その直後にハイステでも同様にびっくりさせられたけど)

問題は二部のライブでしたよね。
「まじかよwwwww」が最初のリアクションでしたね…
ネルケは一体何を考えているのかと思った。※今も思ってるけど
なんで現代で刀剣男子がライブをやっているのか全くわからないよ!
そもそもなんで曲がラブソングばっかりなんだよ!
戦いはどうしたよ!!!!!
刀ミュの世界ではさにわくどかれたがってる設定なのか!?
いやさにわおっさんボイスだったじゃん!ねぇ!みんなおちついて!!!!

…って思うのに。
「エーーーーめっちゃ楽しいなにこれ!?」っていう、
ある種暴力性をおびた、説得力。
力でねじふせられるかんじでした。
だってさー、
キャラクター再現度がはんぱなく高い刀剣男子たちが(ここまでは知ってる2.5だった)、
本編とは一切関係のないやたらにキラキラした衣装着て現れて、
思いもよらないかっこいい姿かわいい姿を存分に見せてくれて、
客席にまで降りてきて、
それに好きなだけペンラふって、キャーキャー言えるんですよ(このあたりが全く知らない2.5だった)。
なにその夢のドリーム。こわい。
明後日の方向から剛速球投げられてるかんじしました。
いやべつに…私いわゆる2.5次元みゅーじかる見に来たつもり…なんですけど!!?
このキラキラ過剰摂取は一体なに!!???っていう…

「二部はうちわペンライトありのライブです」って聞いた当初、
ほんとに正直あたまおかしいだろと思ったんですけど、
なんか見終わったら納得せざるをえませんでした。。。
あーあこりゃ恐ろしいもんがはじまったもんだ~と思いました。

見終わったあと、
わたしをとうらぶに誘った友達(そもそもは同じく舞台おたく)がチケットを持ってなかったので
「いいからとりあえず譲渡探して行って来い」と説得。
「だってね?清光の!イヤリングが!揺れるんだよ!!?」
という意味不明のうわごとをひたすら繰り返し「ばかじゃねーの!?」と爆笑される。
(やっぱりこの時点でなにかがおかしい)
そしてめでたく彼女も観劇し終えたあと、ふたりして
「…あれはこわい。こわすぎるから、遠巻きにしてよう」という結論になった。笑
理由:はまると怖いから。それが正しい結論だったよね、友よ…


◆そして本公演
トライアルのあと、有料会員で本公演の最速先行やるよ!っていうお知らせを聞いて、
わたしは何の疑問ももたずに有料会員登録し(※この時点で 以下略)、
さくさく申し込んでとりあえずチケット確保しました。
でもまだ1公演しかとらなかったの。すばらしい自制心のかたまりでした。

本公演は作品としての進化の度合いに「おぉ~!」ってなりました。
トライアルがあってこその本公演だなと、
めっちゃクオリティあげてきよった!と。
舞台セットもトライアルのやつは簡素版だったんだなと知る。
メインストーリーが歌の追加などでぐっと引き締まり、
キャラクターの成長や感情の揺れ動きがより伝わりやすくなってた。
キャストの皆さんもそれぞれ魅せ方パワーアップしてるし、
何より歌うまくなってる!すごい!!
やっべーやっぱ楽しい~~でも通ったらしぬ~(財布が)と思い、
トライアルのときそんなに激しかったっけ?なライブのファンサ合戦におびえ、
頑張ってまだかろうじて薄目で退散しました。

ああ、どうしてここで踏みとどまれなかったんだろう…。

◆そしてやってきたプレミアム会員限定ライブ
これもごめん、正直赤坂ACTシアターってきいて最初は「正気?」って思ったの。
だってACTシアターだよ?
普段かかっている演目を考えてみて?
チケットは安くてだいたい9,000円オーバーよ?いちまんえん超えがあたりまえよ?
そしてあのキャパで9回まわし?冗談やろ???
会員限定であのキャパを9回埋めるって本気で言ってるの?

くらいのことを!わたしは!まだ!思っていたんですよ!!!!
9回くらい!余裕で埋まるわ!!!!ばかやろう!!!
だったんですね…世間知らずだったわ…

でもまぁお祭り騒ぎで楽しそうだからチケット申し込むよね!
お見送り会っていうミーハー心くすぐるイベントも気になるよね!
ほんで当たったら喜んでいくよね!つって、
ほいほい出かけました。まだ余裕で軽い気持ちで。
あっでも白状すると、なんかムキになってて、先着販売の立見席も実はゲットしてました
(やっぱりこの時点でもどこか 以下略)

結果、一撃重症くらい
刀剣破壊寸前になって本丸へかえりました


ライブが
ライブがね、、
しぬほどたのしかったんだよ…

前述のとおり、わたしトライアルも本公演も1回ずつしか見てないので、
ライブ構成の変化とか細かいことはわかりません!(開き直り)

でもね
赤坂ACTシアターのあのひろーい客席が、
いちめん色とりどりのペンライトでぱぁっとまぶしく染まって、
その中でまさかのゴンドラにのって舞台上に舞い降りた刀剣男子たちを見ていたら、
ひたすら呆然としている中で始まった「mistake」を聞いていたら、
なんかもう、戻れなかったんだよね…
これは現実かな???ってなったよね…
いままで見ないようにしていたものを、心の目を開いてみてしまった感じだったね


そして私はついに気づいてしまったんだ
佐藤清光のやばさに。

いや、知ってました、去年から全然余裕で気づいてましたよ、
でも懸命に知らないふりをしていたんですよ、、、
知ってしまったら戻れなくなるから


突然ですが!!!!
わたしが主に2.5次元ミュージカルで俳優さんの表現を見ているときに、
心がわしづまかれる超個人的クリティカルヒットポイントはつぎのとおりです!

・身長170センチくらいで
・めちゃくちゃ動けて
・ダンスになにかしらの癖があり、かつうまくて、
・表現の細部にまで意識が行き届いていて
・いつだって魅せるために全力で
・気を抜くことなくキャラで居続け
・とにかくひたすら華がある人

なんですけど

ねえごめんそれ全部佐藤清光にあるやつ

でも関係ないと思ってたよ!!!!!!!
よもや私が!?佐藤先生に夢中になるだと!?いやいやそんなわけ

あったわ

佐藤流司さんの演じる加州清光、まじで宇宙一かわいいです
ビックバンって感じです

わけがわからんくらいかわいいです。
自分が保てなくていきるのがつらいレベルにかわいいです
って言ってる人がいったい世の中に何人いるだろう…仲間…(一方的なシンパシー)

ゲーム原作の増田さん演じる清光に比べると、
声のタイプも全然ちがうし、
お顔も原作絵の清光の切れ長な目と違って超絶おめめぱっちりだし、
そっくり~!っていうのとはちょっと違うのに、
なのにとにかく「清光そのもの」って感じがします。
主に愛されるとうれしいな、誰よりもかわいがられたいな~!っていう、
その要素をとくに研ぎ澄まして抽出したのかなと。
もちろん演出ついての結果なわけですけど、
研究熱心な佐藤プロのことだから、
キャラクターの立ち上げ方として、攻めるならそこ!ってある程度自分で決めた気がしてる。
まじそれ大正解だよ…。さすがやで…?

ミュージカル本編で、主に近侍を命じられて喜んだり、
自由な三条に翻弄されてもうやだ~~~!ってなったり、
うまく隊をまとめられなくてカッとなって先走ったり、
その結果仲間が負傷して自分の足りない部分に気づいてはっとさせられたり、
そういう細かい感情の表現は、もうあたりまえのようにうまい。
お芝居うまい役者さんなのは知ってたから、
そこはまぁ、想定の範囲内!
いや、かわいさは想定の範囲超えてたけど!!

問題はライブなんだよ…
なんなんだあれは!?

ダンスがさ~~~~~
「いわゆる基礎からしっかりやってきた、ダンサーが本業の人のダンス」
じゃなくって、
「体の使い方がうまくて、動きのとらえどころ、見せ所が100%わかってる人のダンス」
だと思ってるんだけど、


ごめんそれ私すごい好きなやつ


身の回りの皆さまには説明するまでもないですが、
わたくし學蘭歌劇「帝一の國」という舞台を熱烈に愛しておりまして。
ジャンプSQで連載されていた古屋兎丸先生の漫画を原作とした舞台なのですが、
2014年4~5月に第一章、2015年7月に第二章、今年の3月に最終章を迎えまして、
これがほんとーーーにもう、面白くて面白くて、あほほど通いました。
気になった方は私のきちがいじみた量の過去エントリをたどってみてください…そしてDVDをみてくれ!

りゅうじさんはこの作品に第二章、最終章と続けて出演しており、
歌ありダンスありの演目なので、
わたしトータルで20回は見てるんですよね。歌って踊るりゅうじさんを。
だからうまいのは全然しってた。どんなダンスするのかも一応は知ってた!!!

だけど、アイドルに徹した佐藤先生が凶器と化すとは
正直一ミリもわかってなかった…
アイドルやらせたら暫定宇宙一じゃねーの!!?なんなのあれは!!!??

ここから先が全然言語化できないんですけど、
動きをみていていちいち「ヒエッ」って息をのむかんじ、
目がつぶれる!!!ってなるかんじ、
つらいわーーーしってるわーーーはまりたての感じだわー
ってなってて、すごい今アイデンティティクライシス迎えてます。
人生の予定が狂う。こんなはずじゃなかった。

彼のことは詳しくぞんじあげませぬが、
刀ミュ見ている限りの勝手な印象を述べますと、
もともとのお顔のかわいらしさ、
表現者としてのセンスや勘、身体能力の高さ、
負けん気の強さ、プロ根性、
なにより若さ、あと若干のヤンキーみ
…みたいなものが、佐藤清光にとってはすべてプラスに働いてるってかんじします。
まじで全部武器にしてやがるなって思う。すごいわ。感動するもん。

目線の配りかたとか、
「アイドル」としては全力だけど、
ダンスところどころにはわざと余白を残してみたりとか、
なんですかね、天性の勘ですかね。。。???
踊りながら合間に結んだ髪をなおすしぐさとか、もうほんと、、

ダンスはこれもともとのご本人の癖なのかな~と思ってるんですけど、
ちょっとヒヨッとしてる、なんか小鳥っぽさみたいなところがあって…(伝われ)
バッキバキのダンスとはジャンルが違うんだよね。
動きにはすごくキレがあって、ためもうまいのに、
とつぜんふにゃっと曲線の動きが出てきたり、急に止めが甘くなったりする。
その妙にアンバランスなところが

超絶かわいいです…。

これだけ文字数使っても書ききれなんだ。。。
あーあーーこんなはずじゃなかったのになーーーおっかしーなーーー
メインテーマ「刀剣乱舞」の清光ソロが
とつぜんの「水辺に咲いた 真紅の薔薇よ」なのもほんと納得いかない。
三条のみんなは自分の刀としての在り方をちゃんと歌っているのに!??
なぜ咲いてしまったし!!!?ねぇその歌詞に刀要素ゼロだよね!!?
でもたしかに真紅の薔薇、かわいいもんね!!!??
ってなるから、脳がやられているとしか言えない。

唐突にお見送りのはなしをします。
1回目、迷ったんですけど恥はかきすてとばかりに、うちわをもっていったんですよ。
どうせ緊張してしゃべれんし!と思って。
わたしのうちわ、片面に「清光」、もうかたほうに「デコッちゃって」ってかいてあってね。
迷ったけど、なんとなくデコッちゃってのほうを表にしていったんだよね。
そのときは2階席だったのですけど、
2階席からお見送りの会場までは階段をおりる必要があるせいか、
がんばって早足であるいても、前のお客さんとの間がかなりあきがちで、
結果的にお見送り会場につくと「ならんでる6人の前に自分以外だれもおらん」状況でした。
は~~~なんだこれは!?となりつつ、けっこうスタスタ前に進む。
※舞台おたくあるあるで、俳優の皆さまとの接触には無駄に慣れているところあります…

一人目のいわとおしさんが「ありがとなっ!」ってめっちゃ爽やかにガハハと笑ってくれて、
いまつるちゃんがかわいらしく、ぴょこぴょこと目いっぱい手を振ってくれて、
からの清光。

目を合わせてくれたあとに、うちわをじぃってみて、一拍おいてうちわ指さして
「デコッちゃって~」
ってゆってくださいました。

そのあとの記憶がない。みんないうけど、推しのあとって記憶ないよね!!!

佐藤清光の「デコッちゃって~」は、
ゲームできく増田さんのテンションあげあげな感じとは全然ちがくて、
ひっくいハスキーな声で、なんなら若干けだるげでした
しにました

お見送りれぽみてるとさ、なんかキラキラかわいい清光が散見されるんですけど
わたしそんなの!全然知らない!!!
なんか絶対殺すマン(ファンサ的ないみで)の清光しかみてない!!!

最後の回はいったときにもってたうちわ、
「次もたのしみにしてるね」的なこと書いてたんですけど
(※デコッちゃって後、あたま真っ白になって帰宅してからお見送り用箱推しうちわつくった大バカ)

それをみた佐藤清光さん、数秒目を合わせたうえで
またひっくい声で、しかも超絶ちっさいこえで
「待ってるよ」
ってぼそっとおっしゃいました。もちろんこちらの目をガン見のまま。
なんだその隣の人に聞こえないようなボリュームは。なんなんだ。
おのれファンサで絶対殺すマン。許さん。
ただでさえこの直前に、
ツイッターでれぽ流してた「勘違いだとしてもちょっとあんまりだぜ!」な例の出来事があったので、
すっかりこんな状態になり果てて今にいたります…
ちょろい。私泣くほどちょろい。自分がいやになる!!!

「解けない魔法をだれか消してよ」じゃねーーーーよ!
そんなんこっちのセリフだわ!!!!!
あのなんかやたら女子っぽい可愛いがすぎる振り付けもなんなの!似合いすぎません?
なのに声!ハスキー!ギャップ!死!!!!!!(うるせえ)


秋公演は秋公演でべつなやばさが待ってそうですけど、
言いたいことはたくさんあるんですけど、それはもう見てからいおう!
(配信で本公演千秋楽サプライズをみて言葉がでなかった 
おごたんさまの堀川くん 最高すぎてむりです)
あとさ~あのかわいい清光が新選組の刀としてもっと刹那的な、
いきいそいだ感じで暴れまわるのかなとか想像すると ウッもうだめ

とりあえず佐藤清光が顕現してるあいだは、
刀ミュにほんろうされていきる覚悟を決めました。
反省はするかもしれないが後悔はしない。
それ以外の生き方がわからないんだ…。

ほかにも言いたいことたくさんあったのにな…。
崎山丸のいちいち振り付けの動きがでかいことによるかわいさとか、
岩大地のもとめられる表情わかりすぎてるかっこよさとか、
まりちかの徹頭徹尾のけしからんさ(主に背中)とか、
いまつるちゃん(しゅんやのいまつるだけ愛称把握できてない)の天使っぷりとか、
きたぞのまるの腹筋とでっかい愛されわんこ感とか…
なんか全然書く余裕がなかった…。

自衛しようが、気づかないふりしようが、薄目でいようが、
余裕もって客観的にたのしも~~なんていう
そんな浅知恵は
目の前にあふれるかわいさだとかギャップだとかそういうもので、
やすやすとこじ開けられるのだなと知り、ひたすら呆然としています。
ネルケの手のひらの上でほいほい踊らされてる感はんぱない。

それなりに各種舞台みてきて、耐性はついてるつもりだったし、
3次元にいくらかわいさかっこよさが舞い降りてきても、
たいていのことにはもう対処できると思ってた。思ってたよ。
自分でもよくわからないことが人生には起きるんですね…あっでもそう思うの二度目だ(一回目みつやさん)
なんかタイムリープしてる気分です…ついでに若返らせてくれ…。

刀ミュのなかでも、この転がり落ち方の角度とかタイミングとか行先とか、
ほんとに人によってばらばらで、
もちろん好きなキャラクターも違うし、きっかけも違うし、
でもみんなほんとに刀ミュが大好きなんだな…
っていうのを、このあいだのプレライでしみじみ感じました。
なんかね、すごく楽しかった。会場の空気も。
会員限定で一人いちまいしかチケットが申し込めないので、
結果全員強制ぼっち参加になるんですが、
そのおかげではじめましての方とおしゃべりできたりして、ほんと最高のお祭り感だった!
本公演おわったあとで遅れてきた感すごいの否めないけど!こんなんですいません!笑

読んで面白がってくれる人が少なくとも3人思いつくから、がんばってかきました。
よくわからずきちがいじみた長文をなぜかここまで読んでしまった方も、
ほんとうにありがとうございました…

はーーー!秋公演とライブたのしみ!!!!
刀ミュこわい。

おわり


No.84 / 日々のうわ言 // PageTop▲

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2016.02.11  17歳と11年目! <<00:00


今年はご本人がどうカウントするのかな・・?と思いつつ笑、
タイトルはせっかくなのでこの数え方でお祝いしてみたよ!

Happy Birthday to Ryo Mitsuya!!

みつやさん、28歳のお誕生日おめでとうございます!!!!!!
毎年やってくるけど、毎年それぞれに感慨深いです、お誕生日…。
じわじわ嬉しい気持ちになるよね!

せっかくなので時系列でみつやさんのこの1年を振り返ってみます!
本当にいろんなことがあったよ~!

去年のお誕生日の頃は、真田十勇士の再演期間。
みつやさんの27歳はこの作品からスタートしたんでしたね!
福岡まで大千秋楽を見届けにいきましたが、そうか、、あれからもう1年!?ほんと時間たつのって早いな…!
初演よりもぐっとのびのびと、自分らしさを存分に発揮して十蔵を演じていたみつやさん。
カンパニーが作品を愛していることがすごく伝わってきて、
再演に立ち会えたことがとても幸せでした。
一輪車での殺陣は再演でも大きな拍手を貰っていて、客席で誇らしい気持ちになりました。
再演がディスク化されなかったのは切なすぎたよ!!!

3月には「漂泊」。
現代に生きるごく普通の青年、っていう役柄を演じることは実は珍しいですよね。
髪の毛をぐしゃぐしゃかき回したり、だらしない恰好で椅子に座ったりする姿が、
なんだか新鮮で思い出深かったです。
密室での会話劇、傍観者として出来事を外から覗き込み、
風穴をあけるような、渦中に石を投げ込むような、そんな役回りだったみつやさん。
だらしないように見えるけど根は素直で、まっすぐな部分をもってる俊平くんとみつやさんは、
似ているところがあるなぁって感じたのを思い出します。
水攻め!?っていうようなラストのド迫力の演出にも本当に驚かされた!
観劇していて、自分の心の内を覗き込まざるを得ないような居心地の悪さがあり、
でもぞくぞくするほどに面白い!って感じられた作品でした。

4月にはD2初のバスツアー。
極寒BBQ(まだ言うか)を筆頭に、いろんなことがありました!
D2のメンバーの中でひたすら楽しそうに、リラックスしてはしゃいでるみつやさんが沢山見られて、
すごく嬉しかったです。
D2でのイベントが本当に減ってしまったのでね;;
けんきさんと一緒にBBQのテーブルを回ってくれたこと忘れません。

5月、Dステ「GARANTIDO」。
いい意味で期待をたくさん裏切られた舞台でした。
本格ミュージカルをやってのける実力があるメンバーなんだっていうのを、
堂々と示してくれた作品だったと思います。
肺を病み海軍を除隊になってブラジルに渡ってきたタダオさんと、
中間管理職的なポジションとして、劇団の中であれこれ調整に奔走する西尾さん。
異なる役柄を、どちらも生き生きと演じてる姿が観られました。
ダンスはとにかくキレキレでかっこよかったし、歌の進化にもびっくりした。
「一筋の光が のびてゆくように」
最後の曲のこの一文が、本当に大好きでした。
帯状疱疹になったりしながらも、りゅきたいの運動神経抜群コンビのなかに投じられながらも、
立ち向かって演じきった根性も本当にかっこよかった!

6月には「ラヴ・レターズ」。
一夜きりの特別な公演、緊張感と優しさにあふれていた朗読劇。
久しぶりに思い出してちょっとウルっときてしまったけど、
ラストに奔流のごとく溢れだしたみつやさん演じるアンディの感情には、
ただただ圧倒されるばかりでした。
みつやさんの感受性の強さをこれでもかというくらいに感じて、
まだまだ伸びしろありまくりだな、って確信したというか、
役者魂みたいなものを垣間見た公演でした。

そして7月、「學蘭歌劇『帝一の國』第二章 -決戦のマイムマイム-」。
もーーーーーー、楽しすぎた・・・・・・・・・・!!!涙
光明ちゃんはいつだって楽しそうに全力で生きてて、
ほんとにたくさんの感情を見せてくれて、
見てるだけで幸せだったよ。それしか言えん!もう、逆に言葉少なになってしまうわww
帝一についてはこれくらいにしておきますね!笑

9月には俺の地図帳バスツアー。
終始リラックスモードの素にちかいみつやさんとご一緒できたのは、
かけがえのなさすぎる思い出になりましたよ!
とにかくご本人が楽しそうで嬉しかった。もちろん私も楽しすぎるくらい楽しかった!
勝負ごとではそれがゲームであろうがなんだろうか、いつだってガチ全力でのぞむ負けず嫌いなところ、
そして勝つと全身で(誇張ではなく)喜びを表現するところ、
見ててほんと、みつやさんらしいな~って思ったりなど・・
そしてあらゆる場面に溢れるやさしさ、気遣いに改めて感動するなど!
ありがたさが極んだ一日でした。笑

10月~11月には「地を渡る舟」。
心の中でずっと大事に抱きしめていたくなるような作品でした。
初めての環境でも、出せるカード全部出して、自分にできる表現はとにかくプレゼンしまくって…
っていうふうに食らいつくみつやさんの強さが生きた作品なのかなぁと、振り返って思います。
ベテランの客演の方や日々てがみ座で鍛錬をかさねている劇団員の皆さんに交じって、
ちゃんと自分が出来る表現をやりきっていたと感じました。
しっかりしたストレートプレイの現場でも、
自然体で魅力を発揮できる余裕が生まれたんだなって見ていて実感した。
袴姿のうるわしさもとても印象に残っております!

12月は「幽悲伝」。
劇団Patchの夢の舞台にD-BOYSから客演として参加するという、
とてもプレッシャーのかかる立場での出演。
きっとものすごく大変だったと思うんだけど、それは日々のブログからも伝わってきていたけど、
本番では期待をはるかに上回る姿を見せてくれました。
みつやさんにしかできない毘流古だったと心から思います!
殺陣もすさまじい量をこなしながら、終始とても美しくてみとれてしまったよ。
いろんな意味で、壁を越えたおおきな意味のある作品だったのかなと思いました。


…とくに作品数の多い1年だったのではないかな!?
改めて思うのが、とにかく「成長とまんないな!?」ってことです。
新しい作品に出るたびごとに、必ず進化を遂げていきますよね。
しみじみすごいことだと思う。
だからこそ、応援していて楽しいし夢中になってしまうんだろうなって思います。

そしてみつやさんのすごさ、魅力はやっぱりブログに集約されているなとも思います。
忙しい日も欠かさず更新してくれるだけでなく、
メンバーの誕生日には撮っておいた写真をわざわざ載せてくれたり、
文章にはいつも周りへの感謝やファンへの気遣いがいっぱいで…
ほんとにすごい人だなって思います。
きっと、心から思ってないと出来ないことばかりだから。

そんなみつやさんの姿をみて、私もそれに恥じないファンでいたいなぁと、
1センチでも1ミリでもいいから、夢を追う後押しが出来たらいいなぁと、
日々心から願っています!

毎年感じることが変わらなくて、それもまたありがたい。
いつもそうやって、ただただ気持ちよく応援させてくれるのも、
やっぱりすごいことだと思う。
失望させられるとかありえないよなぁって本気で思えてしまうので。
※ここまで読み返して「すごい」しか言ってない私、あたまだいじょうぶか…ってなった…笑
だってほんと、なんて言葉にしたらいいのかわからないんだよー!
つねに尊敬のまなざし対象だし、憧れだし、でも心の中では近しさもあって、
なんかとにかくね、とてつもなくすばらしい人!だから大好き!!!

28歳になる今年は、キャラメルボックスさんでのW主演、しかもちゃんじんと一緒!が決まったり、
念願のソロイベントがあったりと、既にとても楽しいものになる予感でいっぱいです!

みつやさんの28歳の1年が、これまでと変わらず、またこれまで以上に、
充実したものになりますように!

No.75 / 日々のうわ言 // PageTop▲

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2016.01.08  學蘭歌劇「帝一の國」にお別れしたくなさすぎる <<23:41


*3/1追記
ツイッターを通じてたくさんの方に読んで頂き、ありがとうございました!
その後、千秋楽に「卒業式」が開催されると公式から発表がありました。
シリーズの最後をしめくくる一つの場が、わざわざ観客にも見える形で設けられることとなり、
その上でさらに何かやってほしい、っていうのは、いくら好きとはいえ、
ちょっと我がままが過ぎるかな?と今は感じております。
作品を好きな気持ちは諸々、アンケートに込めて届けたい気持ちは変わってませんが、
卒業式をやってもらえることが区切りとしてはとてもありがたいです。
それでも、もしも…が叶ったらすごく嬉しいけれど、
とりあえず下記はいったん追記に下げようと思います。
(スマホからの閲覧だとあんまり意味ないんだけど・・)
重ねまして、読んでいただいてありがとうございました!





←and more
No.74 / 日々のうわ言 // PageTop▲

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2015.12.01  TRUMPシリーズを巡って身の置きどころが分からない人の話 <<00:46


書くか迷っていたのですが、自分の中での整理のために書こうと思います。
これはいわゆるレポではありません。
正直あさっての方向から個人の感想を書き連ねたものなのですが、
まず初めに。

TRUMPシリーズが大好きだという方、もしかするとですが、ないといいなとは思いますが、
このエントリを読んでいただいた場合にやや、不快な思いをさせてしまう可能性があります。
もちろん作品や作品を好きな人たちを否定するようなことは書いてないんですが、
タイトルの通り、なんかちょっと変なことが書いてあります…。たぶん。

私のTRUMPシリーズ鑑賞歴は、
D2版TRUMP(DVD)→LILIUM(観劇2回)→SPECTER(DVD)を経て、2015年版TRUMP、という感じです。
上記スタート地点でお分かりの通りD2クラスタです。
今回のTRUMPはぜんぶで2回、TRUTHとREVERSEをそれぞれ1回ずつ観劇してきました。

のっけからなんなんですが、私の中で、このTRUMPシリーズに対する気持ちは未だに固まっていません。
その居心地の悪さがこの記事を書かせています。

ただひとつ言えるのは、とても魅力的な作品群だと感じていること。
一度観ると否応なしに引き込まれ、背景についてあれこれ思いをめぐらせてしまう。
織り上げられた年代絵巻に舌を巻いてしまう。人をひきつける力が多分にある。
それは本当に、間違いのない事実だと思います。

…なのですが、では「この作品が好きか嫌いか?」という軸で測れと言われると、
私は未だにそれがよくわからないでいるんです。
たぶん、好悪のシーソーの、限りなく真ん中に近いポイントをずっと漂っている感じ。

その理由なんですが、たぶんそれは私が「ファンタジー脳」の持ち主だからだと思っています。
それはいったいどういうこっちゃ、というのを何とか説明してみたいと思うので、
よろしかったらお付き合いください。


ファンタジー脳、っていう言葉は今てきとうに引っ張り出しましたが、
要はですね、いわゆるファンタジー作品が大好きな輩ということです。
…の割に読んでないものもかなり多いのですが、
小学生の頃の印象的な読書体験は海外児童文学のファンタジー畑が主で、
中学生の頃には荻原規子に出会い、彼女の作品群にどっぷりはまり込んだりしました。

突然ですが、ファンタジー作品には、めちゃくちゃざっくり説明すると、
ハイ・ファンタジーとロー・ファンタジーというふたつの分類があります。
TRUMPシリーズは判断が難しいですが・・・分類するならハイ・ファンタジーに含めるべきかと思ってます。

ハイ・ファンタジーとは、私たちが日常暮らしている現実世界とは全く異なる異世界を、
その作品の舞台とするものです。
全然うまく説明できないんですが、、
その作品の中では「現実世界」が存在しているかどうかがそもそも考慮されないというか、
現実世界とは全く独立した形で異世界が成立するタイプの物語です。
他方ロー・ファンタジーは、現実世界と異世界が何らかの繋がりをもっています。
衣装ダンスのドアが異世界に通じていたり、登場人物が本の中に入り込んだりと、
何かしらの形で異世界の入り口が日常世界に存在しているなどして、
そこを通じて登場人物が日常世界と異世界を行き来したりします。
これでいうと、たとえば指輪物語はハイ・ファンタジー、
ナルニア国シリーズはロー・ファンタジーとなるはずです。
現実世界と異世界が混ざるか混ざらないか。という感じでいいはず。
(ここまで文献も手元になく、ろくに検索もしないで書いてるけど、、大丈夫かな。。)

何をもってTRUMPをハイ・ファンタジーと判断するのかは正直難しいのですが…
たとえば、TRUMP及び派生作品の世界には、明確な国名や時代は登場しないですよね。
SPECTERパンフレットに登場する年表にも、当然「紀元前後いついつ」といった年代表記はなく、
登場人物たちの存在した「期間」が百年~千年単位で記されるのみ。
ここは私たちが今暮らしている現代日本を含む現実とは違う、架空の世界を舞台にして描かれた作品。
そう判断し、今提供されている情報の限りを以って、
まずはいったんハイ・ファンタジーと判断しても、差し支えはないかと思います。

しかしそうやって「TRUMPシリーズはハイ・ファンタジーである」という理解で鑑賞しているうちに、
私の脳内でどうしてもクリアできない問題にぶち当たります。
それは、
「このTRUMPシリーズの世界には”神”は存在するのか?」
「そしてその”神”はいかなる存在なのか?」

というものです。

何かしらのTRUMPシリーズを観たことのある方ならご存知の通り、
台詞の中にはごく自然に「神」という単語が出てくるかと思います。
しかしその神がどんな神なのか、具体的に描写されることはありません。
3作品をみる限り、何かしらの信仰の存在が色濃く描かれるシーンは、
とある作品のとあるシーンを除いてないはずです(※一応、ネタバレを避けようとしてます)。
しかしその信仰も作中のごく狭いひとつの世界の中で人為的に発生したものなので、
TRUMPシリーズを”統べるもの”としての「神」、として捉える必要はないと判断できます。

神の存在は描かれない。しかし、どうやらこの世界に明確に神はいるらしい。
まぁそんな状況です。
そこまでは全然いいんです。
しかしこの神をめぐって、私がさらにぶつかってしまう大問題があります。
それは「作中に、一般的にキリスト教用語と判断されうる単語が象徴的に出てくること」なんです。

TRUMPの話をするとややこしいので先にLILIUMに触れますね。
LILIUMの序盤のキャストパレードの曲の歌詞には「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」という言葉が出てきます。
さらに「スティグマ」も別な曲に出てきます。(というかタイトルになってますね)
この二つの単語は、3作品目となったSPECTERにもほぼ同じような使われ方で、
そのまま受け継がれていました。
そしてこの二つともが、キリスト教を発祥とする(と言っていいはずの)単語です。

知ってる方も当然沢山いらっしゃると思うのですが一応簡単に言及しますと、
「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」は、…適当な参照元がとりあえずWikiしかないんですけど、
「神よ、なぜ私を見捨てたもうたのか」というような意味で、
イエス・キリストが磔にされた際に言った言葉とされます。
「スティグマ」は「聖痕」と訳されますが、
同じくキリストが磔にされた際にできた傷のことを言います。
キリストのその傷と同じ場所に痣があったり血が流れたりすると、奇跡として尊重されることもあります。
(ここまでの自分の説明の雑さにヒヤヒヤしております。)

わたし、どーーーしても、この単語が出てくることで
「んんんんん????」
って脳内に盛大にブレーキかかっちゃうんですよ。
「え、じゃあこのTRUMPシリーズの世界にキリストはいるの???」って思っちゃうんですよね。
いや、たぶんいないんですけど。
あくまでも表現のひとつというか、方便としてって言ったらいいのかな?
状況を描写するための手段として使われた用語ととらえるべきだろう、とは思っているのですが。

でも、明確な神はTRUMPの世界においては、はっきりしないというか、詳細不明なわけじゃないですか。
この世界には、どうやらいるらしいが誰なのかよくわからない神、がいる。
→そこにキリスト教用語がかなり象徴的に登場してくる。
→否応なしに、キリスト教の存在が頭に浮かんでくる。。
こういう状態になるわけです。

こうなると、TRUMPの世界はハイ・ファンタジーだ!と(勝手に)思って観ていたわたしの脳が、
思考停止しちゃうんです。
言い方を変えると「夢から醒めてしまう」という感じに近いかな。
世界に没頭していたつもりが、ちょっと現実に引き戻されるような、
作品をみるうえでの自分の立ち位置を確認せざるを得ないような居心地の悪さが生まれます。

いきなりLILIUMに話が飛んだので、TRUMPにちょっと話を戻しますと。
キリスト教用語が出てこないまでも、私はTRUMPだけを観ている時点から、
「この世界にいる神は誰なのか」が実はずーーーっと気になってました。
どうしてかというと、主人公たちが吸血種=ヴァンプであるからです。
劇中での彼らの一般的な呼び名は「吸血種」ですが、
同じく劇中で「人間たちに鬼と呼ばれた」という表現として、そのまま「吸血鬼」という単語も出てくるので、
ヴァンプとはいわゆる私たちがイメージしている「吸血鬼」に近しいものと判断して差し支えなさそうです。

吸血鬼ってどんなイメージがありますか?
人間の血を吸って生きている。
鏡に映らない。
日の光を浴びると灰になってしまう。
そして、十字架やニンニクを嫌う。
…こんなところですよね。
そもそも吸血鬼って、キリスト教世界においての、忌み嫌われる存在として成立しているはず、
と私は理解しています。
「人間の血を吸って生きている忌むべきばけものをキリスト教的な神のご加護=十字架によってうちはらう」
という図式が明確にありますよね。
吸血鬼は十字架、キリスト教的な神の力によって封じられる
=吸血鬼の対偶としてのキリスト教における神がいる、っていう風に私の頭の中では整理されちゃってます。
それもまぁ、一般常識としては無理からぬことかとは思います。

…なので、TRUMP劇中でクラウスやソフィが「神よ」って言うたびに、
「待て待て。それはいったい、どこのどの神なんだ!!??」って、脳内に疑問が渦巻き続けていました。
いやいや、それは私が知らないだけでヴァンプが信仰する神様がいるのかもよ的な、
クランには実は聖堂があってそこで全然私のしらない神様に祈りをささげているのかもよ的な、
そういう解釈も全然出来てはいたんですけど。
もちろんヴァンプたちが十字架や日の光で消えてしまう描写もないんだけれども。

たとえばポーの一族は、キリスト教の世界の中の吸血鬼を描いた作品であり、
吸血鬼とキリスト教の対比関係をあるままに生かしていると思います。
もちろん、キリスト教から切り離して、
新たに吸血種=ヴァンプという存在を定義して作品を描くのは全然ありだと思うんだけど、
そのあたりを明確にしないで「神」を登場させるなら、
それは誰にとってのどんな神なのか、人間にとって?ヴァンプにとって?
そこだけははっきりさせてほしかったです。
さらに、キリスト教から切り離された世界であるならばなおさら、
作中描写においてはキリスト教の用語は使わないほうが、
観る側の混乱を招かないんじゃないかな~~~って思います…。

なんでこれほど鑑賞する上において私が「神」にこだわるのかというと、
その作品の世界の根幹、作品を作品たらしめるある種のシステムに近い存在だと思っているからです。
異世界の定義においての神の存在ってものすごく重要だと、
ファンタジーの常識においてはですが、私は勝手に思っています。
作品世界の中での光と闇、善と悪、好まれるものと忌み嫌われるもの…
そういうものを判断するうえで、「神」って登場させるなら、
在り方を明確に設定するほうがファンタジー的には望ましいような気がします。

ここが数年気になり続けていたので、ついに書いてしまいました。。
今回末満さんがTRUMPパンフレットに寄せた神についての言葉の中でも、
私の疑問はあまりクリアにならなかったです。
余談ですがこの話をひととおり家族にしてみたら「それはじゃがいも警察の一面もあるかもね」って言われ、
たしかにそうかも。とも思うと同時にちょっと自分のこだわりすぎっぷりに笑いました。
(興味のあるかたは”じゃがいも警察”で検索してみてね。)


あともひとつ、これは完璧蛇足だけど、時間の経過年数についても気になっちゃってね…。
4500年っていうとさ、例えば現実を基準にすると今からクフ王のピラミッド以上にさかのぼれるわけじゃん。
そんだけ時間が経ってたらTRUMPの世界にも人間はいるんですし、
じゃあいったいその世界の文明はどうなるよ!?めちゃくちゃ変わってるはずじゃね!?って、
つい思っちゃうんだよね…(思うなよ)
もしかするといっぺん文明システム滅びてんじゃね的な。
ここはファンタジーだから!で片づけられなくはないんですけど!
まーこれはいちゃもんに近いなとは思うんですけど!気になるのは止められなくて!

まとめると、
・とにかく作品世界の「リアリティの置きどころ」がどこなのかが気になる。
・その判断において「神」の定義はたぶん重要だと思うんだよね
・ファンタジーなら浸りきらせてほしいのが本音
っていうお話なんだと思います。

こういう考え方を持っているせいで、一連の作品群に対して「すごい好き!」にまでもってけないっていうか、
自分の中でずっと保留ポジションっていうか、
愛と熱のこもった感想に囲まれるとかなりな置いてけぼり感があるというか…。
でもめっちゃ気になるから観には行くんですよね。だからこう、ますます居場所がないんだよね。笑
都合のいい解釈をすれば、気になって実際に劇場に足を運ぶのだから、
それもひとつのファンのあり方と言えるかもしれません!?


わたしがあまり感想を検索しないタイプのせいもあると思うんですが、
これまでの間、こういう考えの感想をついぞ見かけたことがない気がしたので、
みんなどう思ってるのかな?って気になったこともあり、書いてみました。
あさっての方向に爆走した感想な自覚はございます。。。

Dステ版はDVDでしか観られなかったので、今回、生で観劇できたのはとても嬉しかったです。
映像では伝わってこない情報量を体験できたのでそれだけでも満足でした。
ちゃんじんのおそろしいクラウス姿(褒めてる)も観られたし。でつくら的にはそれが一番の幸せ。

みつやさんが演じるウル/ソフィを観れていたら、私の感想もまた全然違うことになってたの…かな?
と思わなくもないんですけど、間に合わなかったのでしょうがない。
そんな切なさも込めた、TRUMPシリーズを巡って身の置きどころが分からないよ。
というお話でした。
わけのわからん記事にお付き合い頂いた方、ありがとうございました!

No.71 / 日々のうわ言 // PageTop▲

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