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2014.11.03  TAKAYUKI SUZUI PROJECT OOPARTS Vol.2 「SHIP IN A BOTTLE」11/3ソワレ感想 <<22:12


けっきょく観にいくたびに書いてる!
だってー!!びっくりするくらい演出がかわるんだもんんん!!!!
以下ネタバレしまーす!
※今日のはとくに台本も使いつつ自分なりの一定の答え出してしまってるので、
他の解釈入れたくない人は読まないほうがいいとおもいます!


初日、3公演目の11/2ソワレ、そして今日5公演目の11/3ソワレを観てきました。
なんとまぁ!毎回ラストシーンが違うんです…!
さすがにちょっと驚いた。

今日の終わり方は、
・鳥居(三津谷)が「あ!陸だ!陸が見える!!」と叫ぶ。
鳥居「帰ってきたんだ!おーーい!!!」ビン「まだまだ遠いよ」
・他の受刑者もつられて立ち上がり、陸に向かって手を振り、「おーーい!」と叫ぶ。
ビン「ずーっとずっと、遠いよ!」
ビンの言葉が聞こえないのか、叫び手を振り続けるほかの6人。
…ここまでは昨日と同じ。しかーし!!!

他の全員が「おーーい!」と叫んでいる中、
一人舞台端に離れて座っているビンが、「10人のインディアン」を小さな声で歌いだす。
今まで触れてなかったんですが(まとめて書こうと思ってて)、
物語の中盤の回想シーン、ビンが一人で「10人のインディアン」を口ずさみます。
なのでこの曲が登場すること自体には驚きはないのですが。
ビンの歌声のボリュームがだんだん大きくなっていき、どうするのかな、と思っていたら。
なんと全員で唱和しだしたんです…!
舞台から客席をまっすぐ見据えて、全員が大声で歌う「10人のインディアン」、
徐々に暗転し、そのまま幕。
…もうね、めっちゃくちゃ怖かった!!!!

初日から気になってはいたんだけどね。
この歌、実は怖い歌じゃないですか。

一人、二人、三人いるよ
四人、五人、六人いるよ
七人、八人、九人いるよ
十人のインディアンボーイズ

十人、九人、八人いるよ
七人、六人、五人いるよ
四人、三人、二人いるよ
一人のインディアンボーイ

劇中でビンが歌うのはこの歌詞。一般的に浸透しているやつですよね。
増える→減る。数え歌の王道かなと思うんですけど、
これってそもそも元の形じゃないんですよね。
英語の原曲だと、もとは十人いたインディアンの男の子が、
色んな死因で一人ずつ死んで減っていき、
最後の一人も首をくくって死ぬ…っていうわりとブラックな歌ですよね。
アガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」の元ネタになっている、というのは、
それこそ「そして誰もいなくなった」を読んだときに、
解説だったか自分で調べたかなんかで知ったような記憶が。
この小説の舞台は「インディアン島」で、
小説の原題は「Ten Little Niggers/And Then There Were None」です。
(現在採用されているのは後者のタイトルの模様)
*歌詞については「10人のインディアン 歌詞」とか「10 little Indians boy」とかで検索すると、
詳細読めるとおもいます。

劇中でビンがいきなりこの歌歌い始めるからさ~、
鈴井さんのよく通る低い声で、しかもカタコト風に歌われるとさ~、すっごい怖いのよ!!笑
その時舞台暗転してるし、舞台上にゆっくりあがってくるほかの登場人物もフードで顔を隠してるし、
とにかく不気味だよなー!って思ってて。

ビンも自分の兄弟について話すとき「わたしね、10人兄弟」っていうし、
この歌がかなり重要なモチーフとして登場しているので、
そして誰もいなくなった=うーんつまりはバッドエンドなのかな…
って初日はぼんやり思っていました。

そこからの今日のエンディングはちょっと鳥肌立ったー!こわすぎ!!!
客観的に観ると、登場人物たちがエンディングで直面している状況は

・エンジンはうんともすんとも言わない
・無線機は壊れてしまっている
・有害と思われる産業廃棄物が船中にばらまかれている(ただし船長とビン以外はこの事実を知らない)
・毛布やシーツをつなぎ合わせた帆で船に推進力を生もうとしている(うまくいくのかは不明)
・帆をかける準備をしながら、帰ったらなにがしたいかを口ぐちに語る登場人物たち
→有り体な言い方をすれば「死亡フラグが立ちまくっている」。
俺、この戦いから生きて帰ったらあの子に告白するんだ、的なアレ(つまりは帰れないことを暗示)

…というものです。
産廃のあたりとか、登場人物たちがどこまで状況を理解しているのかは不明ですが、
明らかに生きて帰れるとは言い難い状況。
そこで全員で歌う10人のインディアンはね、怖いよね!!!!

あとね、これは台本を読まないと分からないことなんですが。
いちばん最後に、登場人物7名が「七福神になる」って書いてあるのよね。

玉垣(船長、藤村さん)→恵比寿
大宮(劇中で名前が呼ばれない。大内さん)→大黒天
鳥居(みつやさん)→布袋様
犬山(劇中で名前が呼ばれない。諏訪さん)→福禄寿
小宮(”こもり”と発音。石田さんおよび熊川さん)→弁財天
井座波(”いざなみ”と発音。納谷さん)→寿老人
ビン(鈴井さん)→毘沙門天


船に乗ってるからね、うん…っていうのはわかるんだけども!
台本だと、帆には大漁旗があらわれ、
7人がそれぞれの神様を連想させる格好をする。
照明が逆光になり客席からは舞台がまぶしくなり見えなくなる形で、幕。
という風になっています。

現状だと、この七福神になる演出が実際の舞台ではまるごと省かれているのですが…
元の設定上、神様になる=人間じゃない存在になる
…つまりは死んでるじゃーん!!っていうことですよね。

なので7人はあの後助からないと見るべきなのかな…って思いました。
オープンエンドというほど結論が放り出されてはおらず、
明らかに暗い後味を残しての幕という感じです。
ただ結末を、明確に形として舞台上では提示しないように、
そのために七福神になる演出をなくしてるのかなって。
と思う一方で、鈴井さん、札幌公演までたどり着く間に、
一人ずつ神様にしてって最終的には七福神が登場してたり…なんてね!っても思っています。

慣れてくるとすごくはっきりした文法にのっとってつくられている舞台だなぁと。
パンフレットでも鈴井さんが言っている通り、
ある種の密室劇なわけです。
それはタイトルにも明確に示されている。
広く海に漕ぎ出していけるはずの船が、瓶の中に閉じ込められている状況。
(話とぶけど、鈴井さん演じるビンって、まさかこの瓶から来てる?なわけないか?笑
えぇとバカみたいに深読みすると毘沙門天の最初と最後の音をとるとビンになりますね…)


考えれば考えるほど、なんだこれ!ホラーじゃねぇか!!!ってなっております、ハイ。

うまいのが、コメディ要素を劇中にふんだんにちりばめているからこそ、
落差で怖くなるっていうところだと思うの。。。
鈴井さんすごいなーーー
舞台装置で驚かせ引き込んでおいて、話の軸の意外性で驚かせ、
最終的に後味のわるい結末でいつまでも余韻を残す、って、プロの犯行ですね!!!面白い!!!

初日にぼんやり思ってた「どんどん変わってくだろうな」っていう予感が、
3日間5ステ目にして早くも形になってしまってるので、
もう全部の地方公演についていきたい気分よね!!!むりだけど!!!
札幌でいったい何がどうなってるのかぞくぞくします。

最後にほかに演出が変わっていたポイントについて!
鳥居と船長のやりとりに、台詞の変更があった…ような気がします。(あいまいかよ)
船長が弁当を食べながら鳥居の罪状を確認するところ。
昨日までは「勤務先のコンビニの募金箱から金銭を再三盗み取った」
だった気がするんだけど、今日のソワレでは、
「勤務先のコンビニで、店の売上金および募金箱から金銭を再三盗み取った」になってた。
あれ??って思いました。
鳥居は別なシーンで「売上金?金庫のお金?…知らない、僕じゃない!」って否定するんだけど、
彼が”そういう金欲しさの窃盗は働いてない”っていうのが、
この船長のセリフの追加でよりくっきりとした気がします。
台本によると、やっぱり元は「募金箱から」のみだったので、
私の聞き間違いでなければここは明確な変更かなぁと。


観劇は東京楽までしばらくおあずけなので!
その間の変更もわくわくするーー!!!

最後に今日のカテコのせときますっ(めんどいのでついったを貼る)












カテコ挨拶は日替わりなのでみつやさんにあたって嬉しかったです!
本日は以上ですッ!おつきあいありがとうございました!
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